ビスクドールに魅せられて

 子供のころから人形遊びが大好きで、父に近くのおもちゃ屋さんで憧れの、当時出始めたミルク飲み人形を買って貰って、家に連れて帰った時の嬉しさは、今でも昨日の事のように覚えています。
 それから何十年も経って、主人との旅行で、ドイツの城壁の町ローテンブルグを訪れた時
初めてビスクドールに出会い、その神秘的な美しさに魅せられたのがビスクドール制作の道へのきっかけとなりました。

 時代を超えて残って行くものなので、
一体、一体見えないところまで丁寧に心を込めて作り続けてまいりました。

今や人形作りは私の生活、人生の中で、欠かすことの出来ない存在となっています。
人形と向き合っている時の幸せは何物にも代えがたいものです。

 これら人形達への限りない愛情、それに応えてくれる人形達からの愛の贈り物の賜物と思います。